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- 商品開発の裏話
青森の大自然からできた商品を世界へ!
このページまでお越しくださり心より御礼申し上げます。
弊社は青森県で温泉施設やレストランなどを経営している会社です。
この事業をしている中で、沢山の女子会のお客様から「福家(温泉施設)さんのオリジナルのスイーツはないの?」
とか「お土産で喜ばれる商品ないの?」というお声が多く、せっかくオリジナルを作るんだったら、まだ世にない商品を作ってみよう!
という思いでスタッフみんなで開発にチャレンジしました。
商品開発にあたっては2017年10月から青森県が主催した「新商品開発アカデミー」に参加しました。
そのアカデミーの講師を務めていただいた方が、フェリシモ仙台所長の児島さんでした。
この児島さんとの出会いが未来を変えました!
ある日、児島さんはスティーブ・ジョブズのマネをしてこう言いました。
「iPhoneは携帯電話に新たな機能と革新性をもたらしました。
ようかんにも新たな機能性と革新性をもたらしませんか?」と。
・・・・???
一瞬、戸惑ったのですがピンッ!ときました。
世の中に沢山の業種はあるけれど、まだようかんは世界にもあまり知られていない。
国内だって「本当はようかん好きなのに…」っていう女性はたくさんいる。
もっとオシャレに気兼ねなく食べやすいようかんを作ればニーズがあるかも!
「ようかん界のスティーブ・ジョブズを目指そう!」
そこからは挑戦挑戦、また挑戦の毎日でした。
そもそもようかんを作ったことがないメンバーばかり。
試作段階では失敗の連続でした。
ゴルゴンゾーラようかん…、ベジタブルようかん…どれも香りだけでNGも含めて100種類以上試作しました。
開発から数か月が経ち少しずつようかんと相性のよい組み合わせが見つかり始めました。
贈られた方がもっと喜んでもらえるように3種類がセットになった商品にして食べ比べできるようにしました。
インスタ映えも大丈夫!
そして青森県が生み出した健康素材「プロテオグリカン」を入れた世界初の試みもしました。
プロテオグリカンは鮭の鼻の軟骨から抽出した素材で、ヒアルロン酸超える保水成分を持っています。
この成分をようかんに練りこんで、食べてぷるぷるのお肌を目指してほしいという思いも込めました。
そしてパッケージは宮城大学のデザイン専攻の学生さんとコラボをして開発しました。
8名の生徒さんとゼミを通じてコンセプトを理解頂き、それぞれご提案頂きました。
約100名のお客様に公正にデザインを検討頂きコンペの結果、青森県出身の有馬康平さんのデザインが選ばれました。
日原ゼミの皆さん。本当に全力と取り組んでくれてありがとうございました!!
オール東北の取り組みで世界の皆さんのスイーツタイムを笑顔にしたいと願っています!
この商品はいよいよ世界にも飛び立ちました。
まずはイタリアのトリノの商談会に参加しました。
イタリアは世界に誇るドルチェ文化の国。どんなリアクションかといいますと…
なんと「練り餡」(あずき)が非常に新鮮なようで、それにミックスナッツとの相性も抜群ということで数社が取引を希望されました!
写真はコーディネーターさんがイタリアのバイヤー、飲食店経営者に説明をしているシーンです。
私たちは青森県から世界の人のティータイムに笑顔をお届けしたいと願っています。
100年後には世界の女性が日本の代表的な和スイーツといえば「ドルチェようかん!」
と言ってもらえるような活動をしたいと思います。
冒険は始まったばかりです。
これからも応援よろしくお願いいたします!